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ぐーたらおの日記 8th Stage 【Go straight】

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症例まとめの前に

医者に何年かすると一度はやる発表が「~に関する検討」という、いわゆる症例まとめというのがあります

p値をつけて何か物を言いたい年頃でもあり、とりあえずχ二乗検定やstudent t検定、Mann-Whitney U検定などを市販の統計ソフトや病院が契約しているSPSSなどで行ってみて、おお有意差が出たぞと


そして地方会などで発表してみると、緩いところだと「まあ頑張ったね」という感じで捉えられますが、厳しいところだと質問者から

「その治療法の選択にはバイアスがかかっていませんか?」

と言われたり、座長ににべもなく

「交絡因子を検討して多変量で解析してみてください」

と言われたりします


そこで「何か足りないのかな」と思ったり「多変量解析ってムリ」と思ったりして勉強しないとな、となりますが適当に本を買っても統計の理論的な数式が多いばっかりで訳が分からない本や、統計パッケージの使い方に特化して、なぜその検定方法を使うのかといった理由まで述べてくれない本が多いのです





最近読んだこの本は少し古いですが、そういった初学者が次に学ぶのに必要な考え方(外れ値の扱い、サンプルサイズの設計、多重性と多重比較、バイアス、交絡、オッズ比とロジスティック回帰、ハザード比と生存時間)を平易な文章で書いてあります。身近に生物統計学者がいてもいなくても役に立つ本ではないかと思いました
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