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ぐーたらおの日記 8th Stage 【Go straight】

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小児科系英文誌のインパクトファクターについて

先日2016年度のインパクトファクターが発表されました

インパクトファクターの数字が云々、それで価値が計れる計れないとか色々言われていますが、そうはいってもやっぱり気になるのが人情

今までネットで調べても何か上手く調べられないなあと思っていましたが灯台もと暗しで発表元で見ればよいことに今更気がつきました

小児系を見てみると

https://jcr.incites.thomsonreuters.com/JCRJournalHomeAction.action?pg=JRNLHOME&categoryName=PEDIATRICS&year=2016&edition=SCIE&categories=TQ#

(上記はID登録の上大学からアクセス可能なものでした、すみません)


ついにJAMA Pediatricsは10を超えました、小児系のボリュームゾーンが1-2台であることを考えるとまさに雲上

Pediatricsが5、Journal of Pediatricsが3.5、Pediatric Researchが2.5、とそれぞれ何となく思っていたのが実際にはそれぞれやや上でした。ま、現状かする気配も何もないですけど


上位の方には思春期系、肥満系、発達系、新生児系がやや多めでしょうか


一方、我らが日本小児科学会が発行する英文誌、Pediatric Internationalはというと

Impact factor 0.822 107/121


小児系でインパクトファクターが付与されている雑誌121個中上から107番目、12%tileに位置しています


うーんこの


ちなみにReferenceする先としてはBRIT J HAEMATOLやBlood、Pediatric blood and cancerが目立ちます、これはつまり血液腫瘍系の論文が多く掲載されているということが予想されます。編集長の影響かしら

反対にReferenceされる先としては約半分がPLOS Oneか、、、


って思ったけど、Journal of Pediatricsでも約2~3割がReference先・元にPLOS Oneだったので、これはむしろそれだけ影響力が大きいということなんだろう。Scientific Reportはそこまで大きくなっていないのはこれからなんだろう。ま、どっちも無理ですけど


結論:僕もいつかは立派な雑誌に研究成果を報告出来るように頑張ります
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| 日記 | 19:33 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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指導は難しい

ある日当直をしていると救急車がやってきて救急隊員から申し送りを受けた後に患者さんに対して

ぼく「えー大変でしたね、ちょっとその時の状況を、、、」
横から研修医「ルート取っていいっすか!?」



ぼく「ちょっと待っとけ」


あのな今話をしている相手が意識清明でバイタルサインも安定しているのに何故そんなに急ぐ必要がある。しかも成人なんだから何か処置をする際には説明と同意が必要やろ

ということは言いませんでしたが、でも研修医1年目の最初なんて出来ること限られてるしやる気があるのは認めるけどもうちょっと状況をみてからじゃないと


しかし当時の自分と比べるとそれくらいの素早いリアクションを取れていたかというとそうではなかったなと思って結局何も言えなかった。果たして正解だったのかしら

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小児科専攻医の偏りについて

http://gootarao.blog29.fc2.com/blog-entry-1326.html

先日このような記事を書きましたが、学会のホームページに詳細が出ておりました

https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/2017kikansisetu_saiyo.pdf


これをみると確かに中国四国地方で35名ですがその内訳をみると

岡山 10名
広島 8名
鳥取 7名
島根・山口 0名

愛媛 4名
香川 3名
徳島 2名
高知 1名

ということになっております。0名て、、、

全国で見ても

福井 富山 和歌山 高知 宮崎 1名
山梨 山口 島根 0名


都道府県単位での小児科専攻医の獲得人数がこれだと、ほぼ「詰み」に近いと思うのですが。どう見ても中国四国地方は完全な負け組です、ありがとうございました


一方で東京は126名、全体の約1/4を占めております。偏り過ぎやろ

ちなみに都道府県別の15歳未満の人口をみると

http://www.stat.go.jp/data/nihon/02.htm

2- 6 都道府県,年齢3区分別人口(エクセル:30KB)

ここでみると、中国四国地方全体の15歳未満人口と東京都のそれが約150万人で大体同じなのですが、3倍以上違うと

カバーしている面積や2次医療圏を考慮すると実際の医療現場での格差はもっと拡がると思います


15歳未満人口が全体で約1600万人で、今年の小児科専攻医が542名と

人口に応じて割り当てるのだとしたら東京には全体の1/10の50名ほどが適当で、中国四国地方も同程度になるようにしないとこれはそう遠くない内に地方の小児医療が立ちゆかなくなる(のと同時に都会でのポジションが不足する)と思うのですが、いかがでしょうか?

| 日記 | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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