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ぐーたらおの日記 8th Stage 【Go straight】

2017年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年06月

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Google翻訳様

すげえなGoogle翻訳、一昔前より随分精度が上がってる気がする。例えば

Therefore, the application of therapeutic hypothermia outside of strictly supervised clinical trials must be carefully considered.



したがって、厳密に監督された臨床試験以外での治療的低体温療法の適用は注意深く検討されなければならない。


今日も抄読会の準備のためにバイト帰りの新幹線の中でギリギリまで読んでいたというのに、このくらいの文章を一瞬で出されるとねえ

でも

Favoring a causal explanation, the association was highly
significant, so very unlikely to be due to chance; the results
did not appear to be due to potentially confounding
treatments such as craniospinal radiotherapy, as far as
data were available to assess this, and the lack of similar
associations for cancer incidence or for patients with initial
noncancer diagnoses could be plausible if GH affects cancer survival rather than cancer occurrence.


因果関係の説明を支持して、
重要なので、偶然になる可能性はほとんどありません。結果
潜在的に交絡しているとは思われなかった
頭蓋脊髄線治療などの治療法、
これを評価するためのデータが入手でき、同様の
がん発生率の関連性または初期
GHが癌の発生よりむしろがんの生存に影響を及ぼす場合、非癌の診断が妥当である可能性がある。

まだ複雑な構文を自然な日本語に訳すのは難しいようだ

でもきっと翻訳レベルは上がっていくので抄読会といえば論文を訳して喋るのでよいのではなく、批評し吟味する能力が若手の内から求められるようになるのだろう。具体的には1個のOriginal ArticleだけでなくReferenceの論文やReviewも読み込む必要があると

ああ読む論文が増える一方だ、でも自動翻訳はその手助けにもなるだろう
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| 日記 | 20:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最近読んだ本たち

最近読んだ本たち




新臨床研修制度が始まった結果医局や大学病院を通らない人が増えています。医局制度の善し悪しを論じると話が長くなるのでここでは省きますが、一部の都会や最先端の場所以外で働いている若手は「こうやってキャリアを積んでいくんだよ」という話をしてくれるロールモデルが周りにいないのでどうしたらいいのか分からず漫然と過ごしてしまう人が増えているのではないか、と思います。新専門医制度が始まってまた体制が大きく変わる時期ではありますが、この本で述べられている考え方は一つ大事だと思います




1年前に買って読んで、最近読み直した本。第一章の「ベタ・ネタ・メタ」というところだけ読んだりところどころにある「生存戦略しませんか」「甘城ブリリアントパーク」という単語だけみると「何やこれ」感がありますが、読んで面白いのは第二章から第八章です。これは私が高校時代学校を休んで東浩紀の評論を読んだりするこじれた生活をしていたからかもしれません。
示唆に富むいいことが書いてありますが、忙しい臨床に合間に読むときっと腹が立つので、学会帰りの新幹線の中や当直明けの土曜日の午後など他に何もすることの無い、心に余裕がある時に読むのがよいでしょう





この手の本はたくさんありますが、前にも書いたように臨床論文に使える表現を載せた本はまだまだ少ないです。この本はその中でも「そうそうこの動詞って論文のこういう文脈で使われているよね、でも自分で書くときには思いつかないんだよね」というところに力を置いてあるので、上手に使うと自分の拙い英語が何となくそれっぽく仕上がっていきます。全く初めて英語論文を書く人よりは1,2回書いたことがあるけどもっと熟れた表現で書いて校正に送りたい、、、と思う人向けだと思います


ついでに毎年恒例この時期になると検索が増えてくる小児科専門医がらみ



新しい版が出ましたが、学会会場で見た限りではあまり前と変わっていないような気もしないでもないですが、売り上げに貢献してくれているので更新しておきます

小児科専門医になる!! だそうです

| 日記 | 19:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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予防接種後の発熱について

http://pediatrics.bz/2017/05/vaccination-fever/


私もあの発表は日々の診療で必ずぶつかる疑問に対してきちんとリサーチクエスチョンとしてまとめたいい発表だと思いました。

予防接種後の発熱(大抵は接種当日の夜か翌日に起こる、38℃程度の時から40℃近く出ることもある)で受診する(あるいは紹介される)

早期乳児の事が多いので採血する

CRPがやや高値(1-3程度が多い印象)

全身状態は悪くないので予防接種による発熱だとは思っていても菌血症のリスクが捨てきれない

入院の上血液培養・尿培養提出の上CTXなどを菌血症量あるいは敗血症量で開始する

入院翌日かその翌日には解熱する、元気、尿培養は陰性で返ってくる

でも血液培養の結果が確定していないので一週間近く抗菌薬を続ける(しばしば下痢になる)

最終的に血液培養も陰性で返ってくる

ようやく退院

という、何だかなあとしか言いようのない症例を皆さん経験すると思います。これだと発熱当日に血液検査を行うことがまるで損だとしか思えない、、、


私は予防接種をする時には上記の経験も踏まえて

「予防接種の副反応として発熱が数割程度の確立で起こります。予防接種の副反応の発熱は大抵打った日の夜か翌日に出ることが多いですが、熱があっても活気が保たれていて哺乳も出来ているようであれば一晩から一日様子をみていれば大抵下がってくるので急いで受診する必要はないと思います。が、もし活気が無かったり普段の半分も哺乳出来なかったり、咳や鼻水といった症状が出てくる、あるいは熱が2日以上続くようであればその他の可能性を考えないといけないので受診して下さい。」

という説明を(特に一人目のお子さんの場合に)行っていましたが、あながち間違ってもいなかったようで


そしてプロカルシトニンが予防接種後の発熱と尿路感染症との鑑別が出来るかどうかというと


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18977961


ちょっと古いですがこのような文献が出てきます。感度は高いが特異度は低い、、、予防接種を打てば免疫が賦活化されて炎症性サイトカインが生じるんだからプロカルシトニンも産生されますわな


尿路感染症を素早く診断するのであれば、清潔操作で得られた尿検体をGram染色して菌体を確認するという方法も一つ考えますが、忙しい夜間救急の合間に入院させるかどうかの判断でそこまで出来る余裕があるとは思えず


ちなみに、UpToDateには"Febrile infant (younger than 90 days of age): Outpatient evaluation"の項目の中に"Recently immunized"という項目がちゃんとあります。読める人は全部読んで頂ければよいのですが

”Evidence is lacking regarding the best approach to well-appearing febrile infants 42 to 90 days of age who have received immunizations within the previous 48 hours. The expert contributors to this topic vary in their practice. The following options are suggested and assume that the caregiver has the ability to identify worsening of condition and the capability to adhere to close follow-up:

●No testing with close follow-up to ensure that the fever resolves within 48 hours of vaccine administration – This approach is most applicable to infants older than 60 days of age who are seen <24 hours after immunization and who have a rectal temperature <38.6°C (101.5°F).

Urine testing with empiric oral treatment for patients in whom preliminary studies suggest a UTI as described above – This approach may be preferred in febrile infants older than 60 days of age who are seen 24 to 48 hours after immunizations.



The caregiver's values and preferences should be sought as well, given the lack of evidence to identify the optimal approach.


つまり唯一の正解はなくて親次第の部分もあるという、まあそうですね


やはりそれぞれの地域の医療事情なども考慮した上で受診の判断の目安をお伝えすることが最終的に色々な人のコストを下げることになるのかなと思って、上記の説明を続けようと思います


| 日記 | 16:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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GW終わった

GW5連休の過ごし方

3日 卓球
4日 髪を切る
5日 近くの公園とプラネタリウム
6日 イオンモールで下着たちを買う
7日 当直


あとは小児科学会雑誌を2冊読んだとか、それくらい。でも例年に比べると当直やバイトの数は随分抑えたので子ども達との時間はかなり取ることが出来たのがよかったでしょうか。たまにはこういう休みもよいんじゃないでしょうか

| 日記 | 00:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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